細田守監督が初めて日本アカデミー賞 最優秀アニメーション作品賞に輝いたのが本作品です。

高校生の女の子が、思うように過去に戻る力「タイムリープ」を手に入れるストーリー。

主人公の恋も描かれラストシーンで号泣する人が続出しました。

「時間」「人」を大事にしたいと思える感動作です。

今回は映画「時をかける少女」のあらすじやネタバレ、結末(ラスト)まで公開します!

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映画【時をかける少女】の作品情報

©角川ヘラルド映画
制作年(国名) 2006年(日本)
公開日 2006年7月15日
上映時間 98分
ジャンル アニメ
監督 細田守
主要キャスト 仲里依紗
石田卓也
板倉光隆
原沙知絵
谷村美月
垣内彩未
関戸優希
配給会社 角川ヘラルド映画

映画【時をかける少女】のロケ地

東京都新宿区 中井商店街


懐かしい雰囲気の商店街です。
本作のポイント自転車も画像に何台か写っています。
主人公が今にも登場しそうな風景ですね。

映画【時をかける少女】の主題歌

「ガーネット」奥華子

映画【時をかける少女】の過去視聴率は?

2015年7月17日 13.4%
2018年7月20日 10.1%

SFの要素がありながら高校生の恋も繊細に描かれている本作品。
公開から10年以上が経っても視聴率10%台をマークしています。
長く人気をキープしていますね。

映画【時をかける少女】の評価

4.2/5

予告編・予告動画

劇場予告

作品概要

原作は筒井康隆の小説『時をかける少女』です。

小説の中で登場するタイムリープを軸に、
本作公開の2006年に合わせた細田守監督のオリジナルストーリーが中心に描かれています。

笑いあり、涙あり…高校生の青春がぎっしり詰まった作品です。

登場人物(キャスト)

紺野真琴/仲里依紗


主人公。活発な女子高校生。2人の男友達・千昭、功介と仲がよい。

間宮千昭/石田卓也

真琴と同じクラスの男子高校生。細かいことを気にしない性格。

津田功介/板倉光隆


真琴と同じクラスの男子高校生。医者になるため勉強に力を入れている。(画像:右)

映画【時をかける少女】のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

ネタバレ注意

ここから先はネタバレを含みます。まだ知りたくないと言う場合はご注意ください。

映画【時をかける少女】のあらすじ【1/4】

主人公の真琴は女子高校生。
男友達の千昭、功介と3人でごく普通の日々を過ごしていました。

ある日の理科室、真琴に信じられないことがありました。
体がどこかに吸い込まれていくような、奇妙な感覚が起こったのです。

その日の帰り道、真琴は自転車で勢いよく坂を下っていました。
坂の終わりに見えている電車の踏切が閉まったので、真琴はブレーキを握ります。

しかし、ブレーキは壊れてしまっていたのです。
真琴を乗せた自転車は、走る電車に向かって突っ込んでいきました。
その瞬間、真琴にまた奇妙な感覚がおとずれます。

気が付くと、真琴は踏切の手前にいました。
電車はまだ来ていません。
真琴は、数分前の過去にもどっていたのです。

映画【時をかける少女】のあらすじ【2/4】

何があったのか分からないまま、真琴は美術館に向かいます。
親戚の和子が絵の修復作業の仕事をしているのです。

真琴は踏切で起こった奇妙なことを、和子に話します。
すると和子は「それはタイムリープ。あなた位の年頃によくあることよ」
と真琴に伝えるのです。

思いっきり走ってジャンプをすれば、タイムリープすると知った真琴。
学校の小テストのとき、カラオケでたくさん歌いたいとき、
真琴はタイムリープをどんどん使って楽しんでいました。

ある日の放課後、功介が後輩の女の子・果穂から声をかけられます。
果穂が告白しようとする雰囲気を察して、真琴は千昭と二人で下校しました。
すると下校中に、真琴は千昭に告白されてしまうのです。

驚き戸惑った真琴は、タイムリープして千昭の告白をナシにしました。

映画【時をかける少女】のあらすじ【3/4】

その後、真琴がタイムリープしたことが原因で思わぬトラブルが起こりはじめます。

真琴の代わりに授業で失敗した男の子が、不良にいじめられていたのです。
反撃した男の子は重たい物を投げ、けが人が出てしまいます。

自分のせいで周りに迷惑をかけたことに、真琴は塞ぎ込みます。
すると、真琴は自分の腕に数字のかたちをしたアザを見つけました。
その数字はタイムリープができる残りの回数だったのです。

功介は、真琴がテストでいい点数をとり始めたことに焦りを感じていました。
そのせいで、果穂と付き合うことより勉強に集中することを選んだのです。

自分の身勝手なタイムリープのせいで、友達の人生が狂いだしたことに責任を感じた真琴。
果穂が功介と付き合えるようにタイムリープを使おうと真琴は動き出します。

何度かのタイムリープの末、いい雰囲気になった功介と果穂。
ようやく二人が付き合える!と、満足した真琴のもとにメールが届きます。

「告られた。自転車かりるよ。」

それは、功介からでした。自転車という言葉に真琴は焦ります。
その日は真琴が自転車で踏切に突っ込んだ日だったのです。

大急ぎで踏切のある坂に向かう真琴。
しかし、功介と果穂が坂にいないことを知り安心します。

すると、真琴の携帯電話が鳴りました。
電話の向こうの千昭は、真琴にこう聞きます。
「おまえ、タイムリープしてる?」

焦った真琴は、最後のタイムリープを使って千昭の電話を帳消しにします。
どうでもいいことになけなしの1回を使ってしまい、後悔する真琴。

その時。
果穂を後ろに乗せて自転車をこぐ功介が真琴の目の前を通ります。

もうタイムリープができない真琴は、必死に「止まれ」と祈ることしかできません。
すると…真琴のまわりの人や物、全ての動きが止まったのです。

映画【時をかける少女】のラスト・結末(ネタバレ)【4/4】

しかし一人だけ、動いている人がいました。それは千昭でした。
千昭がタイムリープして、功介と果穂を助けたのです。

全ての動きが止まった空間の中で、千昭は真琴に隠していた真実を話しはじめます。

千昭は、ある絵を見るために未来からきた人だったのです。
美術館に行ったものの、修復中でその絵を見ることはできませんでした。

しかし、真琴のいる世界が楽しかった千昭は未来に戻るのを躊躇していたのです。

タイムリープのことを知られてしまうと、千昭はこの世界にいることはできません。
しかし功介たちを助けるために最後のタイムリープを使ってしまい、千昭は未来に戻ることもできないのです。

そして千昭はどこかに消えてしまいました。

次の日、学校に千昭はいませんでした。
真琴は千昭の告白をなかったことにした自分を責めていました。
そして、ふと腕のアザを見ると…そこには「01」の数字が浮かんでいました。

千昭が功介のためにタイムリープしたときに、真琴の腕の数字も0から1に戻ったのです。
真琴は、急いで千昭と二人になった時間にタイムリープします。

すると、千昭のタイムリープの回数も1つ戻り未来に戻れるようになったのです。
しかしタイムリープのことを真琴が知っているとわかった千昭は、もう真琴と同じ時間にいることはできません。

真琴は、千昭の探していた絵を未来で見られるようにすると約束します。
そして千昭との別れに、真琴は号泣するのです。

最後に千昭は真琴に近づき、こう言います。

未来でまってる」

真琴は「すぐ行く。走っていく」と笑顔でこたえるのです。

次の日。
自分の進む道を決めた真琴は、清々しい表情で空を見上げていました。

映画【時をかける少女】のココが見どころ↓

リアルな高校生

©「時をかける少女」製作委員会2006

主人公の真琴がプリンを食べるシーン。
冷蔵庫を開けっぱなしにしたまま、その場で食べ始めます。

母親に見られたら叱られてしまいそうですが…
リアルな高校生の姿そのものですね。

原作の小説「時をかける少女」とのつながり

©「時をかける少女」製作委員会2006

美術館で絵の修復を仕事にしている、真琴の親戚・和子。
原作では主人公の存在です。
真琴のタイムリープの話を、すんなり受け入れたことに納得ですね。

「白梅ニ椿菊図」の存在感

©「時をかける少女」製作委員会2006

激動の時代に描かれたとされる「白梅ニ椿菊図」。
この絵を見る目的で千昭は未来から訪れたのです。

真琴が決めた進路は明らかにされていませんが、
この絵を千昭の時代まで残す仕事をえらぶのでは?と話題になっています。

本作のみで登場する架空の作品ですが、存在感がある素敵な絵ですね。

感想・レビュー・口コミ

https://twitter.com/00_ibu_/status/1259803495403622400

https://twitter.com/Gotothe_movies/status/1020306682637778944

まとめ

と言うわけで、映画「時をかける少女」のあらすじやネタバレ、結末(ラスト)についての紹介でした!

本作で主人公の声を演じた仲里依紗さん。

彼女は2010年公開の実写版「時をかける少女」にも主演しているんです。

本作のファンになったあなたは、ぜひチェックしてみてくださいね。

ではまた次回!

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