密かなファンが多い本作品は高校生の青春を描いたストーリー。

スタジオジブリとして初めて宮崎駿、高畑勲が関わらずに作られた長編アニメーションです。

まだ未熟なアニメーター達の「スタジオジブリ若手制作集団」がアニメーション制作を担当しました。

青春は「青い」春。

若手アニメーターの青いフレッシュな部分が青春真っただ中の主人公とマッチし、観た人の心に残る作品になっています。

では、いつも通り映画「海がきこえる」のキャスト紹介(登場人物)やネタバレに参りましょう!

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映画【海がきこえる】の作品情報

©スタジオジブリ
制作年(国名) 1993年(日本)
公開日 1993年12月25日
上映時間 72分
ジャンル ジブリ
監督 望月智充
主要キャスト 飛田展男
坂本洋子
関俊彦
荒木香恵
緑川光
天野由梨
配給会社 スタジオジブリ

映画【海がきこえる】のロケ地


高知市 追手前高校
主人公が通う中高一貫校のモデルになった追手前高校。
時計台がとても印象的ですね。


東京 吉祥寺駅 メゾン英
正確に駅やアパートが描かれています。
その場所に行くと、今にも登場人物が現れそうですね。

映画【海がきこえる】の主題歌

「海になれたら」坂本洋子
作詞:望月智充
作曲・編曲:永田茂

映画【海がきこえる】の過去視聴率は?

1993年5月5日 17.4%
2011年7月15日 7.2%

本作はテレビ放映の後に劇場公開されました。
1993年の放映は、初めて一般にお披露目されたタイミングです。
これは、高い視聴率が出ている理由のひとつになっています。

映画【海がきこえる】の評価

3.4/5

予告編・予告動画

予告編(海外版)

作品概要

原作は氷室冴子の小説『海がきこえる』です。

小説がアニメ誌に連載されていたときの挿絵は、本作でキャラクターデザインをした近藤勝也が担当していることで話題になりました。
原作の前半部分である、高校生時代がアニメーション化されています。

主人公はどこにでもいそうな男子高生。
転校してきた強気の女子高生に対して、嫉妬したり、淡い恋心を抱いたり…「青春そのもの」のストーリーにグングン引き込まれます。

登場人物(キャスト)

杜崎 拓/飛田展男

主人公。飾らない性格。
誠実で、周りに振り回されやすいところがある。

武藤 里伽子/坂本洋子

拓の学校に来た転校生。勉強も運動もできて美人。
思ったことを口にするので同級生からの好感度が低い。

松野 豊/関俊彦

拓と仲がいい。里伽子に好意をよせている。(画像:左)

映画【海がきこえる】のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

ネタバレ注意

ここから先はネタバレを含みます。まだ知りたくないと言う場合はご注意ください。

映画【海がきこえる】のあらすじ【1/4】

主人公の杜崎拓は高知県出身の大学生。
地元の中高一貫校を卒業して東京の大学に通っています。

拓のもとに、高知の卒業校から知らせが届きました。
夏休みに同窓会が開催されるのです。
参加するために拓は飛行機で高知に向かいます。

高知までの移動時間に、拓の頭には卒業校での出来事が思い浮かんできます。

中学の修学旅行が学校の都合で取りやめになったことがありました。
校内は騒然となります。

その中で、周りに流されずに堂々とふるまう松野豊の姿がありました。
拓は豊の人間性にひかれ、ふたりは仲良くなったのです。

映画【海がきこえる】のあらすじ【2/4】

高校2年生のときに、ひとりの転校生・武藤里伽子がやってきます。

里伽子は勉強も運動もでき、校内で注目の的になります。
しかし東京からきた里伽子は土佐弁をバカにするのです。
同級生たちと仲良くすることなく、里伽子は学校生活を送ります。

里伽子の強情な性格に、豊は好意をもつようになります。
ひとりでいることが多い里伽子の助けになろうとすることが多くありました。
その様子に、拓は豊をとられたような気持ちになるのです。

拓たち高校2年生は修学旅行でハワイに行きました。
そのとき、拓は里伽子に6万円を貸します。
里伽子はお金をなくしてしまったと言うのです。

修学旅行が終わっても6万円が戻ることはありませんでした。

映画【海がきこえる】のあらすじ【3/4】

拓は高校3年生になりました。

その年の大型連休に、拓は小浜祐美に電話で呼び出されます。
祐美は里伽子のただ一人の友だちです。
拓が呼び出された先は高知空港でした。

里伽子と祐美は一緒に大阪に向かう予定でした。
泊りがけでコンサートに行こうとしていたのです。

しかし大阪に向かう直前に里伽子が東京に行くと言い出したのです。
東京には、離婚してはなれ離れになった父親がいます。
里伽子は父親に会いに行きたかったのです。

修学旅行で拓に借りた6万円は、東京に行くためのものでした。

映画【海がきこえる】のラスト・結末(ネタバレ)【4/4】

混乱してしまった祐美のことを、拓は祐美の家に送りました。
その後に拓は、里伽子と2人で東京に向かいます。

東京で里伽子は父親に会うことができました。
しかし、父親の家には女性がいたのです。
里伽子は自分の居場所がここにはないと感じます。

里伽子は父親の家を去り、泣きながら拓の宿泊先に向かいます。
拓は、泣きついてきた里伽子の肩にそっと手を乗せるのです。

その後ふたりはお互いの気持ちを打ち明けることなく、
高校を卒業していきました。

映画【海がきこえる】のココが見どころ↓

親しみを感じる土佐弁

© 1993 氷室冴子・Studio Ghibli・N

登場人物が土佐弁を話しています。
教えたのは、風の谷のナウシカで主人公の声を担当した島本須美さんです。(本作でも声優として登場しています。)

ナウシカの土佐弁…ちょっと聞いてみたいですね。

自分の記憶と重なる青春時代

© 1993 氷室冴子・Studio Ghibli・N

「あ~、こんなことあったなぁ…」と、青春時代に戻った気分になれます。
淡々と高校生の姿が描かれている本作品。

ドラマチックすぎない絶妙なストーリー展開が、
登場人物に深く共感できる理由になっています。

ノスタルジックな背景

© 1993 氷室冴子・Studio Ghibli・N

懐かしい雰囲気が漂う背景。
看板も細かく描かれいて写真のようにリアルです。

まるでタイムスリップしたような感覚になります。

感想・レビュー・口コミ

https://twitter.com/HK1990_8110/status/1262397710239334405
https://twitter.com/caramelbiscuit_/status/1261962972189974533


https://twitter.com/monachan_0520/status/1232643931814281216

まとめ

映画「海がきこえる」のキャスト紹介、ネタバレは以上になります。

原作小説の続編『海がきこえるII〜アイがあるから〜』では、
大学生になった主人公がまたしても里伽子に振り回される物語が展開します。

本作の続きが気になるあなたは、ぜひチェックしてくださいね。

ではまた次回!

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