この作品は、2020年5月29日の日本テレビ系金曜ロードSHOW!にて放送されます。

キングダムは中国の春秋戦国時代を舞台に、王座の奪い合いで繰り広げられる戦いを描いた大人気漫画が原作の映画です。

この記事では「キングダム」のネタバレあらすじ、結末や感想についてご紹介します。

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映画【キングダム】の作品情報

©東宝©ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
制作年(国名) 2019年(日本)
公開日 2019年4月19日
上映時間 134分
ジャンル アクション
監督 佐藤信介
主要キャスト 山﨑賢人
吉沢亮
長澤まさみ
橋本環奈
本郷奏多
配給会社 東宝/ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント

映画【キングダム】のロケ地

映画の舞台が中国ということもあり、中国本土と日本各地で撮影が行われたようです。

中でも中国で映画の撮影場所として有名な、「象山影視城」は映画の見どころの一つでもあります。


↑ここは日本でいう京都太秦映画村のような場所だそうです。

静岡県裾野市


↑天気が良ければ富士山を見ることが出来るようです。
ここではオープンセットを組み立てて撮影されたとか!

映画【キングダム】の主題歌

ONE OK ROCK「Wasted Nights」

映画【キングダム】の評価

3.9/5

予告編・予告動画

映画『キングダム』予告

作品概要

この映画は、原泰久作の漫画「キングダム」を基に制作されました。

「キングダム」は、2006年に連載が始まって以来、アニメ化ゲーム化されています。

脚本の制作には、原作者の原氏も加わって行われました。漫画にはない、映画だけのセリフが加えられています。

監督は「図書館戦争」シリーズ・「いぬやしき」・「BLEACH」の佐藤信介氏です。

登場人物(キャスト)

信/山崎賢人

戦争孤児の身分から、王になることを夢みている。

嬴政・漂/吉沢亮

漂→信と同じ志を持ち、日々剣術の練習に励んでいる。
嬴政→若くして王になり、成蟜が率いている反乱軍に命を狙われている。

楊端和/長澤まさみ

山で暮らす仮面の民族の王。
頭がキレる上に美しさを兼ね備えている。

河了貂/橋本環奈

身寄りのない少年。フクロウの格好をしている。

成蟜/本郷奏多

嬴政とは兄弟。
自分より格下だと思っていた嬴政に、王の座を奪われ腹を立てている。
反乱軍を率いて嬴政を殺そうとしている。

昌文君/髙嶋政宏

王宮内の文官の一人。
頭がよく、周りからも信頼を置かれている。

映画【キングダム】のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

ネタバレ注意

ここから先はネタバレを含みます。まだ知りたくないと言う場合はご注意ください。

映画【キングダム】のあらすじ【1/4】

春秋戦国時代、現在の中国は「秦(しん)」と呼ばれていました。

(山崎賢人)は戦争孤児という非常に貧しい身分で、友人の(吉沢亮)と共に大将軍になることを夢見ています。二人は我流で剣術の練習を行い、着々と力をつけていきました。

ある日、二人の姿を見ていた昌文君(高嶋政宏)が漂をヘッドハンティングし、王宮へ来いと言いました。ですが二人で大将軍になるという約束があるため、その場では返事をしませんでした。

その夜、二人は王宮での再会を約束しました。

そして漂のみが一足先に、夢の実現へと踏み出すことを決心しました。

漂が旅立ってからしばらくした日の夜、物音で目覚めた信の前に血まみれになった漂がいました。漂は一枚の地図を信に託して死んでしまいました。

信は漂の剣を腰から抜き、暗闇の中へ走り出します。

そこへ漂を追いかけてきた王宮の役人たちが到着。
村人を殺して村を焼き払いました。

地図に示された村に向かった信。そこには漂とそっくりの秦の王・嬴政(吉沢亮)がいました。そこで、漂は実力を買われたのではないこと。反乱を起こした嬴政の弟、成蟜(本郷奏多)に命を狙われていたため、身代わりとして漂が王宮に呼び寄せられたことが分かります。

それが分かった信は嬴政に激昂しました。

嬴政を殺すために成蟜に雇われた反乱軍の朱凶を殺し、一先ず漂の仇を取りました。

そしてフクロウの格好をした子ども河了貂(橋本環奈)に連れられ、嬴政と一緒に反乱軍から逃れることになりました。

映画【キングダム】のあらすじ【2/4】

嬴政と行動を共にして話をしていく中で、漂が自らの意思で身代わりになったことが分かりました。
まだ嬴政への怒りは収まっていません。しかし、途中で怪我をした信を背負って昌文君との約束の場所まで運んだのは嬴政でした。

その頃、王宮では弟の成蟜が嬴政の死の一報を待っていました。

そこに王騎将軍(大沢たかお)が昌文君を殺したと言って、打ち首をもってやってきました。その打ち首の顔は、本当に昌文君であるかを判断するには難しいものでした。ですが、王騎将軍の成果を称えて昌文君の支配していた土地を王騎将軍に与えました。

信たちは昌文君との約束の場所である楼閣に到着しました。

信はそこで嬴政の過去を聞かされました。

それは、嬴政の母は平民の身分で王族の身分母を持つ成蟜から蔑視されていたこと。父親の死後13歳という若さで、右も左もわからない中で王の座に就いたことなどでした。

そして王宮内での権力争いの果てに逃げ出したのでした。その嬴政を元気づけ、反乱軍に対し自らおとりになったのが漂だったのです。

信は漂のたくましい行動に誇りを感じました。

映画【キングダム】のあらすじ【3/4】

反乱軍と戦うには数で負けている嬴政たちは、かつて交流のあった山の民族たちに協力してもらおうと考えました。その民族は、かつて王宮によって虐殺されたという過去があります。簡単に納得してもらえるか分かりませんが、他に頼るあてのない嬴政たちは山に向かうことにしました。

山道を進んでいく途中で怪しげなお面を被った集団に捕らえられました。

嬴政たちを捕らえたのは、王宮に恨みを持った山の民族たちでした。

過去の行動を心から謝罪しましたが、なかなか許してもらえません。そこで信は「困っている嬴政を助けることで、死んだ人間の恨みを果たして夢を現実にしろ」と言い放ちました。

その言葉に感化されたのが、山の民族たちを率いている楊端和(長澤まさみ)でした。楊端和は嬴政に協力することを決めました。

山の民族たちと同じお面をつけて王宮に入り込みました。

嬴政と楊端和が正門で敵と戦っている隙に、信たちは成蟜のいる王宮内部へと走ります。途中、敵に行く手を阻まれながらもなんとか王の間へとたどり着きました。

映画【キングダム】のラスト・結末(ネタバレ)【4/4】

王の間で信たちに立ちはだかったのは元将軍の左慈でした。左慈の力はすさまじいもので、信は簡単に倒されてしまいます。ですが、漂との約束を果たすために立ち上がり左慈を倒しました。

左慈の力なくして勝てないことが分かっている成蟜は、取り乱してその場から逃げました。

一方、正門で戦っていた嬴政たちは窮地に立たされていました。ですが突然、王騎が現れ目指すべき秦の王の在り方を問いました。

嬴政は迷うことなく、「中華を統一できる力を持っていることが王のあるべき姿だ」と答えました。

その自信を持った答えに満足した王騎は、自分が連れてきた軍を使って反乱軍を倒しました。

王宮から出てきた信と嬴政は合流します。

王騎はその場から去り、逃げてきた成蟜が現れました。成蟜は「嬴政を殺せ」とその場にいた部下に命令しましたが、もはやそれに従う者はいません。嬴政は落ちぶれた成蟜を殴りました。

ここで信たちの勝ちが決まりました。

信は嬴政についていくことを決めて物語が終了します。

感想・レビュー・口コミ


↑癖の強いキャラで、映画公開前にはどの程度キャラクターが再現されているのかが注目されたようです。


↑強くて聡明な女性を上手く演じていましたね。

https://twitter.com/kento___9797/status/1263824627257638912
↑信が漂との約束を守るために嬴政や楊端和と協力できることに、意志の強さ・友情の厚さを感じます。
殺陣のシーンは息をのむほどかっこよいですよ!

まとめ

いかがでしたか?今回は映画「キングダム」のネタバレあらすじ、感想などについて見てきました。

豪華なキャストで原作の世界観を妥協せずに創り出した素晴らしい作品です!

原作ファンもそうでない人も楽しめるのではないでしょうか。気になった方は漫画からチェックしてみるのもいいかもしれません!

ではまた次回!

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